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環業革命
環業革命
環業革命
山根 一眞
定価: ¥ 1,995
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人気ランキング: 268526位
おすすめ度:
発売日: 2005-05
発売元: 講談社
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ある日突然地球が崩壊するかも知れない?
アルプスで、地球温暖化の為に氷河が溶け出して露出し発見された5千年前のミイラ・アイスマンの話から、地球環境の危機を説き起こす貴重な警世の書。
産業革命を契機に、人類は、化石燃料による「炭素の火」を燃やすことによって経済社会の発展を企図し幸せを追求して来たが、最早限界、人類破滅の瀬戸際にまで来てしまった。
地球上に生息するあらゆる生命の絶滅の危機を回避する為に、国や国際機関、企業や市民が強く意識してこれに対処し、「脱炭素文明の創造」即ち、『環境を基軸にした新しい産業=環業革命』を起こさなければならない、と言うのが著者の主張である。
マルサスの人口論による危機説から、ローマ・クラブの「成長への限界」等、歴史上何度も人類の危機が叫ばれて来ており、どうにか人類は科学文明の進化によって切り抜けて来た。
しかし、地球温暖化による地球の凶暴化により、昨今では、大型台風、集中豪雨、大噴火と大地震、氷河氷解、海水面上昇、夏季高温熱波、等々異常気象と天変地異が頻発。
地球規模の破壊がなくても、何処かのエコシステムが破壊して自然が凶暴化して暴走すれば、もろい人類はなすすべもなく、アトランティスの滅亡のように滅び去ってしまう。
著者は、世界各地を回って、文明の破壊現場や、自然と地球環境を守るための人類の必死の攻防、そして、環境産業の技術革新等を具に観察し、膨大なデータと鮮烈な危機意識を持って技術大国日本発の環業革命の必要性を説く。
価値観は兎も角、次世代の為にも読むべき本である。
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