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地球温暖化交渉の行方―京都議定書第一約束期間後の国際制度設計を展望して
地球温暖化交渉の行方―京都議定書第一約束期間後の国際制度設計を展望して
地球温暖化交渉の行方―京都議定書第一約束期間後の国際制度設計を展望して
高村 ゆかり
定価: ¥ 3,901
販売価格:
人気ランキング: 60105位
おすすめ度:
発売日: 2005-11
発売元: 大学図書
発送可能時期:
地球温暖化問題の百科事典的政策提言
タイトルは「交渉の行方」ですが、交渉の経緯をまとめた本と思って読むと、良い意味で期待を裏切られると思います。
第1部と第2部では、地球温暖化の科学的知見、国内外のエネルギー消費動向、技術進歩の動向、決定された制度と今後の影響、国際交渉の論点整理など、幅広い分野がカバーされ、地球温暖化問題の百科事典的様相を呈しています。第4部の国別状況も、同様です。アメリカの州政府や民間レベルの取組には意外に優れたものもあります。知っているといないとでは、彼の国に対する見方が大分違ってしまうのでは。
第3部では、これらの広範な情報と議論を踏まえて、京都議定書以降の国際交渉における政策提言がなされています。実務者の執筆ではなく、アカデミックな立場からの提言ですので、実現性はどうなのかな、と思い、星1つ減点しました。
しかしながら、地球温暖化問題について、これだけ高度で広範な情報が得られる本はなかなかありません。地球温暖化に携わる方は、まず本書を読んで知識を蓄えるべきだと思います。
地球温暖化に関する将来を考えるための知見が満載されています
書名の通りの内容です。地球温暖化問題に関する将来の国際制度を考えるための素材が満載されています。
地球温暖化問題をどのように解決していくかを勉強したい人にお勧めです。
現状に対するニュートラルな視点からの分析、先見の明と言わざるを得ない章立て。
高村+亀山 編著第2弾
第1弾と同様に数年後にこの構成である必要があったことがじわじわと理解出来ることでしょう。第1弾については、よくあんな昔に今これほど必要とされていることを予見していたのでしょうか?制度設計を大所高所から見る人は違うなぁ と実感。
ただただ感嘆です。
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