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エコライフ&スローライフを実現する愉しい非電化

エコライフ&スローライフを実現する愉しい非電化

藤村 靖之

エコライフ&スローライフを実現する愉しい非電化

定価: ¥ 1,365

販売価格:

人気ランキング: 237442位

おすすめ度:

発売日: 2004-05

発売元: 洋泉社

発送可能時期:



「絶望に効く薬」を読んでから探してました。
電気の要らない家電製品について書かれてる本です。
表紙右下の、細長い金属製のハコらしきもの、これが非電化冷蔵庫ですね。
なんかねー、イイ話が載ってるんですよ。
モンゴルの人は放牧で羊を飼って暮らしてるんですが、夏はお肉の痛みが激しいから冷蔵庫が欲しかったそうなんです。とはいえ、、、冷蔵庫は高い(→恐らく発電所も高い、送電システムももっと高いっ!)
著者の藤村さんは、モンゴルの人がこの冷蔵庫を作り、羊二頭と交換するシステムを作っちゃったらしい。権利もフリーで公開してしまってるし、思わず「は?」とか思考停止してしまう/□。であった。
「少し不便だけど愉しい」というのがコピーみたいなんですけど、たのしいっていいですね。電気要らんのだよ。設置できるのは空気が澄んでる屋外が望ましいみたいです。夜空(つまり宇宙!)からの輻射をゼロにして冷やしますって、書かれてることはシンプルだけど、その発想が「ああ、いいなぁー」とかファジーな理解度でほのぼのする/□。だった。
発明家でもある藤村さんの発想は、非電化冷暖房、非電化除湿、とまぁ、驚くことしきり。解説には簡単な図示があって、物凄い簡単な理屈で作られてる。うへー。
でも非電化掃除機の写真で「ホウキとチリトリ」があったのは笑いました。その次のページでホンモノの非電化掃除機がありましたけど。

ひとつの回答
以前「エコカーは未来を救うか(三崎浩士氏著)」を読んだのですが、
原発はおろか太陽電池・風力発電・燃料電池にもそれほど明るい未来は
ないというものでした。
この本は、前述の投げかけに対する一つの回答であると思いました。
タイトルの「愉しい」の通り、実際ほほえましいとさえ感じます。
無論、単にほほえましいのではなく、きちんと実用性が確保されている
事は言うまでもありません。
特に電気を使わない冷蔵庫のアイデアには感心しました。
多少手間がかかったり、不便になったりするかも知れませんが、
不便=不幸ではありませんよね?
家を建てるなら、この本にあるような家も悪くないなと思いました。

驚いた。不思議な本です。
この本には本当に驚かされた。電気でなくてはできないと思い込んでいた、掃除機、洗濯機、冷蔵庫、冷暖房、照明、除湿‥‥これらの家電製品を、発明家である著者はいとも簡単に非電化で実現してみせてくれる。しかし、この本は発明家の自慢話では決してない。著者が繰り返し述べているように、「電気でなくても快適・便利は実現できる」ということを、実例をもって示しつつ、「必要以上に快適・便利を求める」現代の物質文明を読者と一緒に愉しく自省している。ひとごとのように批判する姿勢は皆無で、「新しい豊かさ」を実現するアイディアを惜しげも無くさらけ出してくれる。これほどワクワク・ドキドキする本には久しぶりに出会った。勇気を与えられる不思議な本です。

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